〜続〜空よりも海よりもキミのことを知りたかった。
破裂音の合間をぬって確かにその声は聞こえた。
よく通る、青空や海のように澄み切った声。
もしや…。
恐る恐る声のした方を振り返ると
視線が交わった。
「瀬生…さん?」
「あったりー」
そう言って彼女は一歩二歩と近づいて来る。
俺はうまく呼吸が出来なくてカラカラという下駄の音が鳴り止むのをただ待った。
少しして音が止んで
俺の視界いっぱいにキミの姿が映った。
キミは歯を見せて笑った。
「ただいま」
キミのその言葉に結界が破れて、
瞳から涙が溢れた。
「えっ?何で泣いてるの?颯翔くん、そんな泣き虫だったっけ?」
俺は首を大きく横に振った後、キミに向かって腕を伸ばした。
ゆっくりとキミの背に腕を回す。
「あわわわ…な、何?」
キミはきっと気づいていない。
俺だってずっと気付けずにいたのだから。
でも、ちゃんと今この胸で感じて
こうしたいって思えたのなら、
伝えよう。
行動で。
言葉で。
俺自身の唇から放つ
特別な想いを。
よく通る、青空や海のように澄み切った声。
もしや…。
恐る恐る声のした方を振り返ると
視線が交わった。
「瀬生…さん?」
「あったりー」
そう言って彼女は一歩二歩と近づいて来る。
俺はうまく呼吸が出来なくてカラカラという下駄の音が鳴り止むのをただ待った。
少しして音が止んで
俺の視界いっぱいにキミの姿が映った。
キミは歯を見せて笑った。
「ただいま」
キミのその言葉に結界が破れて、
瞳から涙が溢れた。
「えっ?何で泣いてるの?颯翔くん、そんな泣き虫だったっけ?」
俺は首を大きく横に振った後、キミに向かって腕を伸ばした。
ゆっくりとキミの背に腕を回す。
「あわわわ…な、何?」
キミはきっと気づいていない。
俺だってずっと気付けずにいたのだから。
でも、ちゃんと今この胸で感じて
こうしたいって思えたのなら、
伝えよう。
行動で。
言葉で。
俺自身の唇から放つ
特別な想いを。