恐怖病院
6つめの部屋はナースステーションになっているみたいだ。
貴也が先頭に立ってドアを開けると、そこには長方形のカウンターがあり、内側では子供の看護師たち3人が動き回っている。
出口はカウンターに入った奥にあるから、絶対に見つかってしまう。
「あいつらを一旦カウンターの外に出さなきゃ通れないだろうな」
貴也が険しい表情で呟く。
カウンター内はそんなに広くない。
3人で突き進めば全員が犠牲になるかもしれない。
「ここは俺が囮になってカウンターの外に看護師たちをおびき出す。カウンター内に誰もいなくなったらダッシュで出口に向かうんだ」
早口に説明する貴也に思わずイヤイヤと首を振ってしまった。
貴也が先頭に立ってドアを開けると、そこには長方形のカウンターがあり、内側では子供の看護師たち3人が動き回っている。
出口はカウンターに入った奥にあるから、絶対に見つかってしまう。
「あいつらを一旦カウンターの外に出さなきゃ通れないだろうな」
貴也が険しい表情で呟く。
カウンター内はそんなに広くない。
3人で突き進めば全員が犠牲になるかもしれない。
「ここは俺が囮になってカウンターの外に看護師たちをおびき出す。カウンター内に誰もいなくなったらダッシュで出口に向かうんだ」
早口に説明する貴也に思わずイヤイヤと首を振ってしまった。