奏でる甘い日々に溺れてほしい

3 浮かれる恋

お屋敷に戻る。


よかった、誰にもバレてない!
私は奏音くんに会えて、話して楽しくてしょうがなかった。


かっこよすぎる顔に素直で優しくて、素敵な笑顔、
よく見ると時折色っぽい表情をする、
最初の印象とは違い、大人な雰囲気に私は惹かれていた。


お嬢様だって隠したまま。


もう律への恋心はどこえやら。


いままで執事の律にアプローチした事はない。


密かに思うだけ。



一番近くに居る存在で大切で好きだと勘違いしていたのかもしれない。
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