マリオネット
「ちょっとこっち来て」
凪を椅子に座らせる。
「自分で髪の毛切るのと、私に髪の毛切られるの、どっちが良い?ちなみに、私、不器用だからね」
彼はしばらく何も言わなかった。
が、渋々
「自分で切ります」
と言った。ハサミを渡す。
「見ないで。恥ずかしいから」
そう彼が言うため、外で待機をしていると
「終わりました」
と声がした。凪のいる脱衣所を覗いてみる。
彼は下を向いていた。
「髪の毛、一回片づけちゃうから、ちょっと待って」
一度、床に落ちた髪の毛をほうきで掃いた。
長いな、これだけ伸びてたんだ。
女の人のセミロングくらいあるかも……。
そう思いながら掃除機でほうきで取り切れなかった髪の毛を掃除機で吸い取る。
「ドライヤーかけるから、そのままね?」
「自分でできるよ」
「ダメ」
私が彼の髪の毛にドライヤーを当てる。
ずっと彼は俯いたままだった。そんなに顔に自信がないのかな。
正直、イケメンは好きだけど。
私も可愛くはないし、容姿はそんなに気にしない方だ。
「短くなったからすぐ乾いたよ」
櫛で髪の毛を整える。
「凪、正面向いてよ?」
凪が正面を向き、鏡の中で目が合う。
えっ……。ちょっと……。これは……。
目を見開いている私に
「なんか変?」
不安そうに問いかける彼。
「凪……。めっちゃ、イケメンじゃん!!なんで隠してたの!?」
長い睫毛、大きな瞳。整った鼻筋。
凪が自分で切った髪の毛は、前髪は目が見えるくらいまで切って、短髪とまではいかないが、邪魔にならないくらいまで全体的に減らしてくれた。
「別に隠してたわけじゃないんだけど」
凪の顔が紅潮しているのがわかった。
そんな彼を見て
「可愛い!」
後ろからついハグしてしまった。
「ちょっと陽菜乃さん!」
洗面台を片付け、とりあえずリビングのソファに二人で座る。
凪を椅子に座らせる。
「自分で髪の毛切るのと、私に髪の毛切られるの、どっちが良い?ちなみに、私、不器用だからね」
彼はしばらく何も言わなかった。
が、渋々
「自分で切ります」
と言った。ハサミを渡す。
「見ないで。恥ずかしいから」
そう彼が言うため、外で待機をしていると
「終わりました」
と声がした。凪のいる脱衣所を覗いてみる。
彼は下を向いていた。
「髪の毛、一回片づけちゃうから、ちょっと待って」
一度、床に落ちた髪の毛をほうきで掃いた。
長いな、これだけ伸びてたんだ。
女の人のセミロングくらいあるかも……。
そう思いながら掃除機でほうきで取り切れなかった髪の毛を掃除機で吸い取る。
「ドライヤーかけるから、そのままね?」
「自分でできるよ」
「ダメ」
私が彼の髪の毛にドライヤーを当てる。
ずっと彼は俯いたままだった。そんなに顔に自信がないのかな。
正直、イケメンは好きだけど。
私も可愛くはないし、容姿はそんなに気にしない方だ。
「短くなったからすぐ乾いたよ」
櫛で髪の毛を整える。
「凪、正面向いてよ?」
凪が正面を向き、鏡の中で目が合う。
えっ……。ちょっと……。これは……。
目を見開いている私に
「なんか変?」
不安そうに問いかける彼。
「凪……。めっちゃ、イケメンじゃん!!なんで隠してたの!?」
長い睫毛、大きな瞳。整った鼻筋。
凪が自分で切った髪の毛は、前髪は目が見えるくらいまで切って、短髪とまではいかないが、邪魔にならないくらいまで全体的に減らしてくれた。
「別に隠してたわけじゃないんだけど」
凪の顔が紅潮しているのがわかった。
そんな彼を見て
「可愛い!」
後ろからついハグしてしまった。
「ちょっと陽菜乃さん!」
洗面台を片付け、とりあえずリビングのソファに二人で座る。