マリオネット
 彼は、私の首筋に舌を這わせた。
「ん……。あ……」
 なんだろう、この感じ。

「陽菜乃さん、舌出して?」
 ペロっと舌を出すと、彼がそれを挟むように舌を絡ませてきた。唾液が溢れる。

「んんっ!!」
 激しい、息が出来ない。でも嫌じゃない。頭が真っ白になりそう。

「はぁっ……」
 さっきまでキスしていたかと思うと、彼の舌は私の鎖骨部分へ。ビクっと身体が反応してしまう。

「陽菜乃さん。胸、責めちゃダメ?」

「……。いいよ」

 彼がフッと笑ったかと思ったら、私の胸を服の上から優しく揉んでくれた。キスされながら、だんだん服が捲られていく。下着が露になるが、彼は優しく触れ続けた。

「んっ……」
 舌と舌が絡まる。こんなに優しく扱われたのは初めてだった。

 気づいた時には、下着は外され、直接彼の手が私の胸に触れた。
「あっ……。恥ずかしい」
 なぜだろう。男の人に胸なんて見られたの、初めてじゃないのに。恥ずかしいと感じてしまう。

「柔らかい。触ってて気持ち良い。嫌じゃない?」

「うん」

 彼は私の返事を聞いた後、キスをしながら指の腹で胸のピンク色の先端を優しく擦った。
「んんっ!んぁっ……!」

 ビクっと反応する身体。クイクイと優しく先端を擦られる。

「ちゃんと硬くなってきた」

「凪、それ……。気持ちいい」

 気持ち良い時は伝えてと言われていたので、素直に彼に伝えた。
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