マリオネット
 耳元で
「力抜いて。大丈夫だから?」
 そう言われ、彼の手が再度、私の下半身に伸びた。

「陽菜乃さん、いっぱい濡れてるよ?」

「えっ……」

 彼が濡れている部分を指で掬い、私に見せてきた。

「あっ、ごめん……」

「なんで謝るの?ちゃんと濡れるよ。今までの男が最低だったんだよ」

 彼は指先を私の下腹部の濡れている部分へ伸ばし、上の突起部分へ絡ませるように擦りつける。

「あんっ!!あっ……!!」
 クリクリと擦られるたびに快楽が襲う。

「んんっ!」

「いっぱい濡れているから、滑りがいい……。そのおかげでこっちも硬くなってきたよ?」

 私の下腹部の突起を触り続ける彼。

「んぁっ……!」

 なんだろう、身体がビクビクしてきた。
 自分でしている時より、遥かに気持ちが良い。

「凪っ!!それ……。そこぉ……。ダメ!イっちゃう」
 彼は嬉しそうに微笑んで、耳元で
「イっていいよ」
 と囁いた。

 私は彼に強引にキスし、舌を絡ませる。

「んんっ!ん」

「はぁっ……。陽菜乃さん可愛いっ」

「やだぁ……。イッちゃ……!」
 彼の背中をギュッと抱き締め
「ああっ!!」
 絶頂してしまった。
< 42 / 186 >

この作品をシェア

pagetop