黒百合の女帝
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 聖蓮を撃破し、20分後。

ラクアに勘付かれぬよう、密かに倉庫へ戻れば。

 「ヤナギさんスタイルいい〜!ファッションセンスもいいし!」

 「メイクの上手さではヤユくんに負けるって〜」

 「ヤユくん!俺にヘアセットさせて!」

 「喜んで!トシアキくん器用だから楽しみ〜」

男子三名が、女子会を繰り広げていた。

私が入室した事には気が付いていないらしい。

わざと物音を立てれば、ヤナギが振り向いた。

 「あれっ、ユリ。帰ってたの?気付かなかった〜」

 「ヤナギの耳が悪いんじゃない?」

 「傷つく〜。それならハラくんとヤユくんもだし」

腕を組んでいれば、ヤユが露骨に顔を背けた。

しかし、今したいのは彼の話なのだ。

ヤユの真正面の席に座り、溜息を吐く。
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