黒百合の女帝
四葩の悪事
 その翌日、日曜の午後三時頃。

高級住宅街を歩きながら、マフラーを巻き直す。

都内にも関わらず、立派な一戸建てばかりだな。

地価を想像していれば、目前に目的の家が。

こちらも他の家と同じく、大層な佇まいだ。

あとは隠れて出没を待つだけ。

家から少し離れたところで、その時を待つ。

すると数分もしないうちに標的が出てきた。

やはり、ここは現住所で変わりないのか。

目的は果たしたので、そのまま住宅街を離れた。
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