黒百合の女帝
 次は赤いスマホの番だ。

隣に置いてあるそれを取り、アプリを開く。

立て続けにノームとの個人チャットを開いた。

素早く文字を入力し、確認してから送信する。

 『ノームさんこんにちは。レトという者です。どうか嶺春の情報を売ってくれませんか?』

適当な自己紹介をし、先程と同様の事をする。

今回もノームの返信は速かった。

 『こんばんは、レト様。ご購入されたいのはどのような情報でしょうか?』

 『嶺春の副総長、七変化 雅の住所を教えて欲しいです。』

 『わかりました。お値段は十万円となりますが宜しいでしょうか?』
< 262 / 301 >

この作品をシェア

pagetop