黒百合の女帝
百合side
耳にアラームのけたたましい音が響いた朝。
アラームを止め、ベッドから起き上がる。
まだ眠い頭で、スマホを確認した。
すると予想通り、留守番電話が一件。
確認する為、耳にスマホを押し当てる。
流れてきたのは、ラクアの声だった。
『1月18日月曜日、午後九時丁度、天楼倉庫を監視。総長副総長、幹部が三人。下っ端は23名を確認。零時まで監視した後、監視カメラと盗聴器を設置。』
最後におやすみ、と残し通話は終わった。
ベッドから台所に移動しつつ、思考を働かせる。
どうやら、反嶺派の天楼は逃げなかったようだ。
それに、幹部も誰一人欠けておらず。
欠伸を漏らし、冷蔵庫から朝食を取り出す。
面倒なので、惣菜パンをその場で食べ始めた。
一昨日、ミヤビの行動が不自然だと確認した。
ノームにメールを送る、その前日。
私はハラとの通話の後、嶺春に電話を掛けた。
当然、ボイスチェンジャーを用いた状態でだ。
その時、電話に出たのはミヤビだった。
私は彼に、『嶺春の管轄区域の地図が流出しているから確認してくれ』と言った。
匿名ファンからのご親切な忠告だ。
彼は策を講じると言って電話を切ったが。
その一週間後の時点で、動きは特になく。
普段の彼ならば、すでに行動に移している所だ。
予想通りだが、ミヤビは反嶺派に関わっている。
そして、昨日ヤナギがミヤビに接触した筈だ。
私の読み通りになっていれば良いが……。
今日はその件について、倉庫で報告を聞くか。
耳にアラームのけたたましい音が響いた朝。
アラームを止め、ベッドから起き上がる。
まだ眠い頭で、スマホを確認した。
すると予想通り、留守番電話が一件。
確認する為、耳にスマホを押し当てる。
流れてきたのは、ラクアの声だった。
『1月18日月曜日、午後九時丁度、天楼倉庫を監視。総長副総長、幹部が三人。下っ端は23名を確認。零時まで監視した後、監視カメラと盗聴器を設置。』
最後におやすみ、と残し通話は終わった。
ベッドから台所に移動しつつ、思考を働かせる。
どうやら、反嶺派の天楼は逃げなかったようだ。
それに、幹部も誰一人欠けておらず。
欠伸を漏らし、冷蔵庫から朝食を取り出す。
面倒なので、惣菜パンをその場で食べ始めた。
一昨日、ミヤビの行動が不自然だと確認した。
ノームにメールを送る、その前日。
私はハラとの通話の後、嶺春に電話を掛けた。
当然、ボイスチェンジャーを用いた状態でだ。
その時、電話に出たのはミヤビだった。
私は彼に、『嶺春の管轄区域の地図が流出しているから確認してくれ』と言った。
匿名ファンからのご親切な忠告だ。
彼は策を講じると言って電話を切ったが。
その一週間後の時点で、動きは特になく。
普段の彼ならば、すでに行動に移している所だ。
予想通りだが、ミヤビは反嶺派に関わっている。
そして、昨日ヤナギがミヤビに接触した筈だ。
私の読み通りになっていれば良いが……。
今日はその件について、倉庫で報告を聞くか。