黒百合の女帝
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 「じゃあ、ここからは会話をスマホで。輝度……画面の明るさは低めで。音も出ないように。」

コンビニを出て、少し歩いた頃。

スマホのメモ機能を開き、ヤユに見せる。

するとヤユも頷き、メモ機能を開いた。

他の細かい設定もし、静かな街を歩く。

五分ほど歩いたところで、歩みを止めた。

目前には、実際に見るのは初めての廃校が。

綺麗な状態だが、窓を破られた形跡がある。

おおよそ、聖蓮がやったのだろうが。

当時を思い出しつつ、廃校を横切ろうとした。

しかしそれを目撃し、思わず足を止める。

暗くて見えづらいが、確かにある。

そこには、十数台のバイクが立ち並んでいた。
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