黒百合の女帝
 戻った先には、怯えた表情のヤユがいた。

彼の隣にしゃがめば、画面を突きつけられる。

画面には、怒ったような文面が。

 『ほんっっっっとうに心配した!!!!早く帰ろうよ!トシアキくんが近くまで来てるらしいからっ!ねっ!?』

それに対し、私も画面を見せる。

 『そのトシアキはもう帰っちゃったよ。』

私の画面を見るなり、口を半開きにするヤユ。

彼は呆気にとられた様子で、画面に記号を打つ。

 『??????????????????』
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