黒百合の女帝
 コーヒーを一口飲み、考察を口にする。

するとヤユは大声を出してきやがった。

 「えぇっ!?僕、そんなの嶺春にいた頃も気付かなかった!」

 「煩い。静かにしてくれない?」

 「あっ、ごめん……」

控えめの威嚇で、一瞬にして怯むヤユ。

露骨に溜息を吐き、続きを話す。

 「嶺春には、火曜と金曜には倉庫に来ない奴が居た。そしてミヤビは水曜と土曜にXの手下と情報を共有」

 「ちょーど今日は水曜だね。おっ、話が読めてきたかも〜」

 「そう。刑牙も今日報告し、金曜はどこかに行く様子だった。そして、天楼もそうだった。月曜には居たのに、火曜には居なかった男が不審な動きを見せた。」

 「みんな、火曜と金曜には用があるってこと?」

 「そう。全員共通して、火曜と金曜にはXへの報告に行っている。」
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