黒百合の女帝
「こんにちは、あと初めまして。私は黒崎百合。棚橋楽亜君で合ってる?」
棚橋の隣に腰を下ろし、明るい口調で話し掛ける。
が、彼は変わらず青空を仰ぐだけ。
表情筋が動かない彼は無視し、弁当を広げる。
「私、生徒会長だからさ。先生から棚橋と話してくれ〜って。まあ、難しい話をする気は無いけどね。」
無反応。相槌も返事もせず、鞄を漁り出す彼。
そして取り出したのは、コンビニの野菜スティック。
私に対する遠慮など無しに、それを頬張りだす。
折角話しかけてやってるのに。生意気な奴め。
面白く無い気分になりながらも、愉快な態度だけは忘れない。
「にしても、そのピアス格好良いね。痛くないの?」
「私もピアス開けよっかなあ。校則緩いし、開けなきゃ勿体無い気がしてきたかも。」
「棚橋君はお店で開けて貰った?それとも自分で?」
「……ごめん、喋りすぎたよね。黙ってた方が良い?」
疲れてきた。この辺で気まずそうな演技でもしておこう。
ポテトサラダを摘みながら、顔を俯かせる。
その間、彼をどう引き入れるかの算段をする。
棚橋の隣に腰を下ろし、明るい口調で話し掛ける。
が、彼は変わらず青空を仰ぐだけ。
表情筋が動かない彼は無視し、弁当を広げる。
「私、生徒会長だからさ。先生から棚橋と話してくれ〜って。まあ、難しい話をする気は無いけどね。」
無反応。相槌も返事もせず、鞄を漁り出す彼。
そして取り出したのは、コンビニの野菜スティック。
私に対する遠慮など無しに、それを頬張りだす。
折角話しかけてやってるのに。生意気な奴め。
面白く無い気分になりながらも、愉快な態度だけは忘れない。
「にしても、そのピアス格好良いね。痛くないの?」
「私もピアス開けよっかなあ。校則緩いし、開けなきゃ勿体無い気がしてきたかも。」
「棚橋君はお店で開けて貰った?それとも自分で?」
「……ごめん、喋りすぎたよね。黙ってた方が良い?」
疲れてきた。この辺で気まずそうな演技でもしておこう。
ポテトサラダを摘みながら、顔を俯かせる。
その間、彼をどう引き入れるかの算段をする。