黒百合の女帝
 「あ。」

休日の土曜日、ショッピングモールにて。

一人で休日を満喫していたのだが。

洋服を見ていた時、ふとある事を思い出す。

そういえば、明後日はカヤの誕生日だった。

プレゼントを用意した方が良いのだろうが。

なにをあげようか。確か指輪が好きとか……。

いや、まずはどこかで休もう。疲れた。

前で組んだ腕を解き、早足で店を出る。

確か、カフェチェーン店で新作が出ていた筈だ。

SNSの広告を思い出しつつ、足を動かした。
< 435 / 605 >

この作品をシェア

pagetop