黒百合の女帝
「何か企んでいますね。」
「はい……鋭い事で……」
午後九時。決心から一時間が経った頃だろうか。
総長室にて、俺はミヤビと向かい合っていた。
しょぼくれつつ、ミヤビの様子を盗み見る。
普段の笑みは消え、感情が見えないその表情。
いつ見ても恐ろしいものだ。本当に高校生か?
忙しなく指先を動かし、ミヤビの開口を待つ。
そんな中、ようやっとミヤビが溜息を吐いた。
「で、一体何をしようとしていたんですか。」
「嶺姫と春姫の虐めの件について調べようと……」
最後まで言い切る前に、溜息が被さってきた。
それに萎縮しながら、言い訳を何とか考える。
多分、俺が未練タラタラな事に怒っているんだろう。
「はい……鋭い事で……」
午後九時。決心から一時間が経った頃だろうか。
総長室にて、俺はミヤビと向かい合っていた。
しょぼくれつつ、ミヤビの様子を盗み見る。
普段の笑みは消え、感情が見えないその表情。
いつ見ても恐ろしいものだ。本当に高校生か?
忙しなく指先を動かし、ミヤビの開口を待つ。
そんな中、ようやっとミヤビが溜息を吐いた。
「で、一体何をしようとしていたんですか。」
「嶺姫と春姫の虐めの件について調べようと……」
最後まで言い切る前に、溜息が被さってきた。
それに萎縮しながら、言い訳を何とか考える。
多分、俺が未練タラタラな事に怒っているんだろう。