黒百合の女帝
優日side

 証拠集めを始め、一ヶ月が以上が経った。

裏付けを取るうちに、証拠は着々と集まり。

確信と言って良い程、真相がわかってきた。

だが、まだ肝心の決定打が見つかっていない。

それに、本人にどう確かめれば良いのか。

悩み事で詰まった頭を休める為、総長室に入る。

仮眠を取ろうと、ソファに倒れ込もうとした。

しかし、足元に注意が行き届いていなかったか。

何かにずっこけ、勢い付いて倒れてしまう。

あっぶねえ……角に頭ぶつける所だったぞ。

胸を撫で下ろすが、何に足を引っ掛けたのか。

気になって確認すると、その正体は鞄だった。

倒れたリュックからは物が溢れてしまっている。

早く寝たいのに、何してんだ俺。

中身をリュックに戻そうとし、ふと気が付く。
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