黒百合の女帝
それから六日後の4月25日、日曜日。
計画通り、午後五時に嶺春倉庫へと訪れた。
私の前に現れたのは、嶺春の総長と副総長。
右が総長。見たところ、色恋は簡単そうだ。
応接間に付いて行きながら、内心ほくそ笑む。
相談の間は、ひたすらか弱い少女を演じた。
姫は族から守られる必要があっての地位だ。
ここでは庇護欲を誘う少女を演じる必要があった。
話がある程度進んだ頃。
事前に用意していた紙を取り出し、彼らに渡す。
すると即座にユウヒの方が表情を険しくした。
これらの手紙は、私が機械で文章を打ったもの。
一応、中学の頃にもストーカーに遭っていた。
その当時に捨てた手紙をモデルにしているのだ。
つまり、気持ち悪く感じるのは当然なのである。
それからは、なんとかごり押しで乗り切った。
親が出張中だとか、大人には相談できないだとか。
実際は一人暮らしな上、親には今すぐ告げ口が可能だ。
ストーカーは実在するが、ストーキングはもっと前から。
護衛など、私の実力からすれば必要ない。
が、名優さながらの演技力で、なんとか護衛は頼めた。
あとは例の金づるに上手く殺意を抱かせるまでだ。
計画通り、午後五時に嶺春倉庫へと訪れた。
私の前に現れたのは、嶺春の総長と副総長。
右が総長。見たところ、色恋は簡単そうだ。
応接間に付いて行きながら、内心ほくそ笑む。
相談の間は、ひたすらか弱い少女を演じた。
姫は族から守られる必要があっての地位だ。
ここでは庇護欲を誘う少女を演じる必要があった。
話がある程度進んだ頃。
事前に用意していた紙を取り出し、彼らに渡す。
すると即座にユウヒの方が表情を険しくした。
これらの手紙は、私が機械で文章を打ったもの。
一応、中学の頃にもストーカーに遭っていた。
その当時に捨てた手紙をモデルにしているのだ。
つまり、気持ち悪く感じるのは当然なのである。
それからは、なんとかごり押しで乗り切った。
親が出張中だとか、大人には相談できないだとか。
実際は一人暮らしな上、親には今すぐ告げ口が可能だ。
ストーカーは実在するが、ストーキングはもっと前から。
護衛など、私の実力からすれば必要ない。
が、名優さながらの演技力で、なんとか護衛は頼めた。
あとは例の金づるに上手く殺意を抱かせるまでだ。