聖女天使を苦しめた国に、天罰を
「こ、こんな力を、隠し持っていたなんて……! 聞いてないわ……!」
「あなたがクロディオを批判しなければ、披露する必要もなかった」
「く……っ。あたしのせいだって、言うの……!?」
「そう。全部、ルイザの自業自得。わたしからあの人を奪って、クロディオに酷いことを言った。あなたの。反省、するべき」
「誰が……!」
ルイザはまだ何かを言いたそうに、異母姉を睨みつけていた。
しかし――それ以上の言葉を紡ぐのは、クロディオが許さなかった。
彼は首筋に手刀を入れて卒倒させると、部下に命じて妹をどこかに連れて行く。
「あいつの処遇は、こちらに任せてくれ」
「ん。次、行こう……」
セロンは彼と頷き合うと、あちらこちらでもくもくと戦火の炎が上がる母国へ、真正面から堂々と突き進んだ。
「あなたがクロディオを批判しなければ、披露する必要もなかった」
「く……っ。あたしのせいだって、言うの……!?」
「そう。全部、ルイザの自業自得。わたしからあの人を奪って、クロディオに酷いことを言った。あなたの。反省、するべき」
「誰が……!」
ルイザはまだ何かを言いたそうに、異母姉を睨みつけていた。
しかし――それ以上の言葉を紡ぐのは、クロディオが許さなかった。
彼は首筋に手刀を入れて卒倒させると、部下に命じて妹をどこかに連れて行く。
「あいつの処遇は、こちらに任せてくれ」
「ん。次、行こう……」
セロンは彼と頷き合うと、あちらこちらでもくもくと戦火の炎が上がる母国へ、真正面から堂々と突き進んだ。