ご褒美バニーガール
「……それって、いろいろと問題発言だよ。三鷹くん」

 爽やかな外見に似合わない発言をして不敵に笑った三鷹くんに、私は苦笑して言った。

「ごくごく、私的な発言だから、特に問題ないよ……交渉成立な。朝まで、ごゆっくりどうぞ」

「ありがとう……三鷹くん。私は良いから、良かったら寝て?」

「いや、時差でまったく眠くないんだ。三日以内に直さないといけないんだけど……紳士的にベッドを譲るから、眠っても良いよ。桜木」

 そう言って、閉じられた扉の向こう側を暗に示したので、私は苦笑いして首を横に振った。

「私も……三鷹くんとは、別の意味で眠れない」

 色々と興奮状態で、目が冴えてしまって眠れないと思う。

「まあ、今夜は色々あり過ぎたもんな。お察しするよ……久しぶりだし、朝まで話そうか」

「三鷹くんが良ければ」

 何せ、三鷹くんは一年間も不在だったのだ。彼の居ない間の日本でのことなら、色々とネタになるようなことはいくらでもあった。

「質問して良い?」

「うん」

「どうして、バニーガールを選んだの? コスプレなら、制服とか……メイドとか、数ある中から、それを選んだ理由は?」

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