ご褒美バニーガール
 どうやら、三鷹くんは自分が不在の時の出来事よりも、私のコスプレの選択の方が気になっているみたい。

「……これが、好きな人が多いって」

「それも、ネットの情報?」

「うん。彼氏と喧嘩して、仲直りする方法を教えてくださいって質問して、回答募集した」

 私の答えを聞くと、三鷹くんは頭が痛いとばかりに、額に手を当てていた。

「情報弱者として、いつか変な奴に踊らされそう……何か質問あったら、俺に質問してよ。良い回答するからさ」

「あ……そうだね。三鷹くんなら、間違いなさそう」

 本当に間違いなさそう。優秀だし受け答えもそつないし、出世コースだって約束されているし……海外赴任から帰って来たばかりで、今は彼女は居ないかもしれないけれど、すぐに素敵な恋人出来そうだし。

 不器用すぎる私とは、全然違う人種。

「どうぞどうぞ。人生相談だって、受け付けるよ。朝までいくらでも、時間あるし」

 三鷹くんはソファにゆったりと腰掛けて、その言葉通り、いくらでも話を聞いてくれそうだった。

「……実は小池くんとは、喧嘩の前から上手くいってなくて」

「そうなんだ。それも、女関係?」

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