ご褒美バニーガール
 三鷹くんは私の手首を掴んで膝の上に乗せると、首元を舐めて大きな手で両胸をすくうようにして揉み始めた。

「本当に、最高だ。桜木、気持ち良い?」

「きっ……気持ち良い……」

 三十路も近いのに、こういうことには全然慣れていない。慣れない場所を繰り返し舐められて、ただそれだけで意識が朦朧として来てしまった。

 胸の部分の布は取り払われ、彼の手がいつのまにか立ち上がっていた胸の先に触れた。

「感じているの? 可愛い」

「や、待って! 待って」

 私は慌ててその場から逃がれようとしたら、三鷹くんの大きな身体は覆うようにして行く手を阻んだ。

「いや……これは待てないよ。桜木。無理だと思う」

 机の上に手を付き、お尻の部分には固いものを感じていた。彼も欲情しているんだと、実感してしまった。

「三鷹くん……あの」

「うん。ごめん。そういう訳で、ベッドに行こう」



◇◆◇



 気が付いたら眠っていて、私ははっとして起きた。

 信じられなかった。あの出来事は夢ではないかなって思った。けど、窓に映る私は大きなTシャツを着ていて、兎耳のカチューシャはそのままだった。

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