冷たい瞳の彼と、約束された未来
第九章 永遠の誓い
柔らかな春の陽射しが、教会の白い尖塔を照らしていた。
祭壇の奥まで伸びる真紅のバージンロード。その先に、黒のタキシードを纏った悠真が立っている。
厳しい顔立ちは変わらないのに、私を見つめるその瞳は、今まででいちばん優しい。
父と腕を組み、一歩ずつ進む。
足元の花びらが小さく舞い上がり、胸の奥が熱くなる。
――あの雨の日から、こんな未来が待っているなんて、想像もできなかった。
祭壇の前で、父の手から私の手へと悠真の手が移される。
その瞬間、彼の指先が強く私を握り返した。
「……もう二度と、離さない」
小さな声は、私だけに届く誓いだった。
神父の問いかけに、悠真は迷いなく「誓います」と答える。
私も涙を堪えながら「誓います」と返した。
指輪が指に滑り込む感触と同時に、胸の奥に温かな光が満ちていく。
式が終わり、拍手と花びらに包まれる中、悠真が私の耳元で囁く。
「幼い頃にした約束、今日から一生かけて果たす」
その言葉は、どんな宝石よりも眩しく輝いていた。
こうして、冷たいと思い込んでいた彼の瞳は、永遠を誓う温もりで満たされている。
私たちの物語は、ここからまた、新しい一歩を踏み出すのだ。
祭壇の奥まで伸びる真紅のバージンロード。その先に、黒のタキシードを纏った悠真が立っている。
厳しい顔立ちは変わらないのに、私を見つめるその瞳は、今まででいちばん優しい。
父と腕を組み、一歩ずつ進む。
足元の花びらが小さく舞い上がり、胸の奥が熱くなる。
――あの雨の日から、こんな未来が待っているなんて、想像もできなかった。
祭壇の前で、父の手から私の手へと悠真の手が移される。
その瞬間、彼の指先が強く私を握り返した。
「……もう二度と、離さない」
小さな声は、私だけに届く誓いだった。
神父の問いかけに、悠真は迷いなく「誓います」と答える。
私も涙を堪えながら「誓います」と返した。
指輪が指に滑り込む感触と同時に、胸の奥に温かな光が満ちていく。
式が終わり、拍手と花びらに包まれる中、悠真が私の耳元で囁く。
「幼い頃にした約束、今日から一生かけて果たす」
その言葉は、どんな宝石よりも眩しく輝いていた。
こうして、冷たいと思い込んでいた彼の瞳は、永遠を誓う温もりで満たされている。
私たちの物語は、ここからまた、新しい一歩を踏み出すのだ。
