手を握ってくれたあなたともう一度
「リアラ、聞いて」
目が泳いでいるリアラと視線をしっかり合わせるようにしてラースはハッキリと告げる。
「ここは危険だから避難所に向かって。
避難所は昨日行った集会所だから場所は分かるよね?」
震えながらもリアラは頷くと「ラースは?」と問いかける。
「私は救護班としてみんなを助けに行く。
伝えてなかったけど私の異能の力は植物。
薬草とかそういったものが作れるんだ」
ラースはニコッと笑った。
「だから大丈夫。私も落ち着いたら避難所に向かうから」
「でも、「これはゼスからの伝言。リアラは避難所に向かうこと。お願い」・・っ」
顔は笑っているが目は真剣そのものでリアラはそれ以上なにも言えなかった。
「わかった・・っ」
苦し紛れに返事をするとラースは「ありがとう」とリアラを抱き締める。
「絶対にまた会えるから、大丈夫」
「うん」
「じゃあまた後でね」
その言葉と共に体を離すとラースは家の中に入って行った。
リアラはその背中を見送ると集会所までの道のりを走った。
目が泳いでいるリアラと視線をしっかり合わせるようにしてラースはハッキリと告げる。
「ここは危険だから避難所に向かって。
避難所は昨日行った集会所だから場所は分かるよね?」
震えながらもリアラは頷くと「ラースは?」と問いかける。
「私は救護班としてみんなを助けに行く。
伝えてなかったけど私の異能の力は植物。
薬草とかそういったものが作れるんだ」
ラースはニコッと笑った。
「だから大丈夫。私も落ち着いたら避難所に向かうから」
「でも、「これはゼスからの伝言。リアラは避難所に向かうこと。お願い」・・っ」
顔は笑っているが目は真剣そのものでリアラはそれ以上なにも言えなかった。
「わかった・・っ」
苦し紛れに返事をするとラースは「ありがとう」とリアラを抱き締める。
「絶対にまた会えるから、大丈夫」
「うん」
「じゃあまた後でね」
その言葉と共に体を離すとラースは家の中に入って行った。
リアラはその背中を見送ると集会所までの道のりを走った。