私だって守られてばかりじゃありません!
入学式
今日は中学の入学式だ。
殲滅部隊用の学校もあったけど、どうしても能力のことバレたくなくてこの愛ノ宮(あいのみや)学園にしたんだ。
試験は難しかったけど何とか入学できてよかった!
そして、どうか平穏な中学校生活を送れますようにっ……
「ただいまより、第53回愛ノ宮学園中等部入学式をとり行います。始めに、生徒会よりお祝いのお言葉です」
タンタンタンタンタンタンと階段を登って5人の生徒がステージに上がった。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。生徒会長の尾宮 零(おのみやれい)です。本日より…」
ビビッ
あ、この人達異能力者だ…
しかも、この感じ相当強い…
昔から私には、脳内で異能力者だったら今みたいに反応を起こすんだ。
強ければ強いほどその反応は大きくなるんだけど…
今のはこれまで以上に大きい。それだけ強いということだ。
この人達だけは絶対にバレないようにしないとっ…
ーこのときの私はまさか生徒会と関わることになるなんて思ってもいなかったんだ。
殲滅部隊用の学校もあったけど、どうしても能力のことバレたくなくてこの愛ノ宮(あいのみや)学園にしたんだ。
試験は難しかったけど何とか入学できてよかった!
そして、どうか平穏な中学校生活を送れますようにっ……
「ただいまより、第53回愛ノ宮学園中等部入学式をとり行います。始めに、生徒会よりお祝いのお言葉です」
タンタンタンタンタンタンと階段を登って5人の生徒がステージに上がった。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。生徒会長の尾宮 零(おのみやれい)です。本日より…」
ビビッ
あ、この人達異能力者だ…
しかも、この感じ相当強い…
昔から私には、脳内で異能力者だったら今みたいに反応を起こすんだ。
強ければ強いほどその反応は大きくなるんだけど…
今のはこれまで以上に大きい。それだけ強いということだ。
この人達だけは絶対にバレないようにしないとっ…
ーこのときの私はまさか生徒会と関わることになるなんて思ってもいなかったんだ。