寝ても覚めてもキミが好き
振り向くと思った通りの人物、笹野夕美がトレードマークのツインテールを揺らして私の前の席に腰掛けた。
夕美は社長令嬢で超がつくほどのお金持ちで、そのせいかわがままで自分勝手な性格で何かと私に突っかかってくる。
そんな夕美とは小学生の頃からの幼なじみで、同じく周ちゃんのことが好きである。
昔から性格が合わない私たちは何十回、何百回と喧嘩をしていつも私が泣き虫な夕美を泣かせて次の日にはいつも通りに戻っている。
なんだかんだいって、ずっと一緒にいる友達なのだ。
「いい加減周平のことは諦めたら?周平と付き合うのは、この私」
「夕美だって一切脈ないくせによく言うよ」
「頭のいい周平がテストの解答欄がずれていたせいで補習を受ける羽目になったこと、あんたは知らないでしょ?」
「え、そうなの!?」
たしかに頭のいい周ちゃんが、テストで平均点を超えない生徒だけが受ける夏休みの補習にいることが不思議ではあったけど…。
「って、なんでそんなこと夕美が知ってんの!?」
「だって本人から聞いたし。そんなことも知らないなんてまだまだね。もう周平を好きでいるのはやめたら?」
「やめないもん!今年こそ、周ちゃんの彼女になるんだから!」
「白石、もうチャイム鳴ってるから席に着きなさい」
勢いよく立ち上がると、いつの間に来ていたのか教壇の前にいた担任の先生に名指しを受けクラスメイトたちがクスクスと笑っていた。
やってしまったと思いながらチラリと周ちゃんに視線を向けると、ぎろりと鋭く睨まれた。
「あ、そうだ、白石。補習が終わった後、プール掃除担当に任命されたから。よろしくな」
「…へ?」
夕美は社長令嬢で超がつくほどのお金持ちで、そのせいかわがままで自分勝手な性格で何かと私に突っかかってくる。
そんな夕美とは小学生の頃からの幼なじみで、同じく周ちゃんのことが好きである。
昔から性格が合わない私たちは何十回、何百回と喧嘩をしていつも私が泣き虫な夕美を泣かせて次の日にはいつも通りに戻っている。
なんだかんだいって、ずっと一緒にいる友達なのだ。
「いい加減周平のことは諦めたら?周平と付き合うのは、この私」
「夕美だって一切脈ないくせによく言うよ」
「頭のいい周平がテストの解答欄がずれていたせいで補習を受ける羽目になったこと、あんたは知らないでしょ?」
「え、そうなの!?」
たしかに頭のいい周ちゃんが、テストで平均点を超えない生徒だけが受ける夏休みの補習にいることが不思議ではあったけど…。
「って、なんでそんなこと夕美が知ってんの!?」
「だって本人から聞いたし。そんなことも知らないなんてまだまだね。もう周平を好きでいるのはやめたら?」
「やめないもん!今年こそ、周ちゃんの彼女になるんだから!」
「白石、もうチャイム鳴ってるから席に着きなさい」
勢いよく立ち上がると、いつの間に来ていたのか教壇の前にいた担任の先生に名指しを受けクラスメイトたちがクスクスと笑っていた。
やってしまったと思いながらチラリと周ちゃんに視線を向けると、ぎろりと鋭く睨まれた。
「あ、そうだ、白石。補習が終わった後、プール掃除担当に任命されたから。よろしくな」
「…へ?」