社長、社内恋愛は禁止のはずですが
彼の熱が触れる。

さっきは焦るように貫かれたけれど、今は慎重に、私の体を確かめるようにゆっくりと入ってきた。

「んっ……」

「力を抜け。俺とひとつになってるの、わかるだろ?」

腰を合わせながら、深く結ばれていく感覚。

彼の瞳と視線が絡んで、胸がじんじんと熱くなる。

「直哉さん……あったかい……」

「俺もだ。遥香の中、心地よすぎる。」

彼は突き上げることはせず、腰をゆっくりと前後に揺らした。

快楽を急がず、互いの存在を確かめ合うように。

「愛してる。俺には遥香しかいない。」

真っ直ぐな言葉に涙が溢れる。

「私も……直哉さんだけ……」

その瞬間、直哉さんの腕がぎゅっと私を抱き締める。

「ありがとう。もう離さないからな。」
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