社長、社内恋愛は禁止のはずですが
唇が重なり、舌が絡まる。

ゆったりとした律動が続くたびに、快楽よりも「一体感」が強く胸に広がっていく。

「はぁっ……直哉さん……好き……もっと……」

「遥香……君を包み込んでいたい……」

耳元で囁かれる甘い声が、心の奥にまで響いた。

体の奥深くまで満たされ、心も同じように満たされていく。

「……直哉さん、一緒に……」

「うん、一緒にいこう。」

重なった瞬間、彼の動きが少しだけ強くなる。

でもそれは荒々しさではなく、互いの気持ちを確かめるような熱。

「遥香……大好きだ……」

「私も……ああっ……直哉さんっ!」

全身を駆け巡る快感の波。

直哉さんも同じ瞬間、深く私を貫いて、熱を注ぎ込んできた。

「ああっ……!」

二人の声が重なり、強く抱き合ったまま、全てを受け止める。
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