社長、社内恋愛は禁止のはずですが
服越しでも感じてしまう熱。

布地の上から形を確かめるように撫でられ、思わず声が漏れた。

「あ……だめ、そんなふうに……」

「だめじゃない。もっと聞かせて。」

口づけが首筋に移り、吸われるたびに甘い痕が残っていく。

じわじわと「婚約者」という言葉が現実に変わっていく。

恋人の時とは違う、確かな所有感。

「遥香、見せて。俺だけの……婚約者の顔を。」

そう言われて私は、服を自分の手で脱ぎ捨てた。

「ここ、直哉さんに舐めてほしいの。」

自分の指で入り口をカパッと開ける。

「エロイな、遥香。」

直哉さんの熱い吐息が敏感なところに触れた瞬間、全身がびくんと震えた。

舌先が花びらをなぞり、柔らかな蜜の筋をゆっくりと舐め上げていく。

「んんっ……だめぇ……そんなふうに舐められたら……」
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