本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】

 その夜、青葉が帰宅したのは九時を回った頃だった。


 「おかえりなさい」
 「ただいま」


 リビングでノートパソコンを開いて仕事していた莉乃は、オムライスをあたためようと立ち上がる。


 「望は?」


 青葉は脱いだジャケットをソファにかけながらネクタイを緩めた。


 「寝たわ」
 「今日は突然悪かったな」
 「ううん、平気よ。すぐにご飯にするならあたためるけど、お風呂を先にする?」


 自分で言っておきながら、新婚っぽいセリフに動揺して目が泳ぐ。


 「腹減ったから、先に食べようかな」
 「すぐに準備するね」


 いそいそとキッチンに向かい、電子レンジにオムライスを入れてダイニングに顔を覗かせる。
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