本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 「なにか飲む?」
 「あぁ、そうだな、酒でも飲もうか。莉乃もどう?」


 グラスを持つ仕草をした青葉が軽く傾ける。


 「じゃあ私はビールにしようかな。プハーッてやりたい気分」
 「いいね。準備するよ」
 「いいから、青葉さんは座ってて」


 慌てて彼を制す。せっかくだから今日は最後まで莉乃が面倒をみたい。
 青葉は「そうか?」と言い、笑みを浮かべながらダイニングテーブルについた。


 「お待たせ」


 あたためたオムライスと野菜スープ、缶ビールを彼の前に並べ、莉乃も向かいのテーブルに座る。
 青葉はオムライスを見て目を瞬かせた。


 「もしかしておにぎりセイバー?」
 「ごめんなさい。そこで練習させてもらっちゃった」


 手はじめに莉乃のオムライスで描いてみたら今ひとつだったため、続けざまに青葉の分で練習。でもすぐにそれだとわかってもらえたのだから上出来だ。
< 110 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop