本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
ドアを閉めると薄暗いクローゼットには洋服の匂いと莉乃のシャンプーのほのかな香りが漂う。隠れるためにしゃがんだふたりは肩が触れ合い、膝が軽くぶつかる距離に。
「……青葉さん、もう少しそっちに寄れない?」
「これ以上は壁だ」
それでも少しでもスペースを作ろうと体をずらすが、結果、莉乃の方が青葉の胸にぴったり寄り添う格好になってしまった。
(……近いな)
薄暗い空間で彼女の息遣いがやけにはっきり聞こえ、不意に緊張が舞い降りた。
莉乃の髪が青葉の頬をくすぐり、思わずごくりと喉を鳴らす。莉乃の存在が、密接な空間で急に大きく膨らんでいく。
「望くん、ちゃんと数えてるかな」
話題を逸らそうとする莉乃の声が震える。
彼女の肩のぬくもり、細い腕の感触に、青葉の心は静かに揺れていた。こんな近さで過ごすことは、まずない。ウォークインクローゼットの静けさが、ふたりだけの世界を作りだしていた。
「にじゅうー!」
「……青葉さん、もう少しそっちに寄れない?」
「これ以上は壁だ」
それでも少しでもスペースを作ろうと体をずらすが、結果、莉乃の方が青葉の胸にぴったり寄り添う格好になってしまった。
(……近いな)
薄暗い空間で彼女の息遣いがやけにはっきり聞こえ、不意に緊張が舞い降りた。
莉乃の髪が青葉の頬をくすぐり、思わずごくりと喉を鳴らす。莉乃の存在が、密接な空間で急に大きく膨らんでいく。
「望くん、ちゃんと数えてるかな」
話題を逸らそうとする莉乃の声が震える。
彼女の肩のぬくもり、細い腕の感触に、青葉の心は静かに揺れていた。こんな近さで過ごすことは、まずない。ウォークインクローゼットの静けさが、ふたりだけの世界を作りだしていた。
「にじゅうー!」