本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 「かしこまりました。では、こちらへどうぞ」


 スタッフにレジカウンターへ案内されながら、青葉が耳打ちをする。


 「俺にプレゼントさせてくれ」
 「えっ、どうして?」


 財布を取ろうとバッグに手を伸ばしながら聞き返す。


 「そうしたいから」
 「でも悪いわ。こんなに高いものを……」


 青葉は微笑みながら首を軽く振った。


 「莉乃に似合うと思ったし、気に入ったものを贈りたい。それに、今は俺たちの時間を楽しむんだろ?」


 その言葉に、莉乃の心がふっと軽くなる。


 「ありがとう。じゃあ、甘えさせてもらうね」


 そう言って微笑みながら青葉を見た視線の先に、あるものを見つけてレジをとおり過ぎる。
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