本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
ケーキの箱を受け取り、いったん冷蔵庫に入れた。
由佳がゆったりとカップを持ち上げる。その姿はまるで、ここが自分の家であるかのように自然だ。きっと何度も訪れているのだろう。けれども、莉乃がここに住みはじめてからの訪問は、今日が初めてだった。
「ありがとう。美味しい」
「いえ、お口に合ってよかったです」
青葉はふとカップを置き、視線をゆっくりと由佳に向ける。
「それで、話って?」
一瞬だけ目を伏せた由佳が莉乃をちらりと見て、青葉を向いたそのとき、どこからかヴヴヴという振動音が空気を震わせた。
「俺だ」
青葉がポケットからスマートフォンを取り出し、画面を見て眉根を寄せる。
「仁志さんからだ」
「えっ、どうしたんだろう」
由佳がゆったりとカップを持ち上げる。その姿はまるで、ここが自分の家であるかのように自然だ。きっと何度も訪れているのだろう。けれども、莉乃がここに住みはじめてからの訪問は、今日が初めてだった。
「ありがとう。美味しい」
「いえ、お口に合ってよかったです」
青葉はふとカップを置き、視線をゆっくりと由佳に向ける。
「それで、話って?」
一瞬だけ目を伏せた由佳が莉乃をちらりと見て、青葉を向いたそのとき、どこからかヴヴヴという振動音が空気を震わせた。
「俺だ」
青葉がポケットからスマートフォンを取り出し、画面を見て眉根を寄せる。
「仁志さんからだ」
「えっ、どうしたんだろう」