Edge Of A Broken Heart 〜最悪続きのあとに〜
「じゃあ、逆に聞くわ。もう社会人なのに、中学時代と変わってないって言われたら、あんたはどう思う?」
 そう尋ねると、真田は、うーん⋯⋯と考えた末、
「確かに、それは嫌ですね」
 こいつ⋯⋯おバカなのだろうか?頭が痛くなってくる。
「でも、僕は悪い意味で言ったんじゃありませんよ?それは誤解しないでほしいです」
「じゃあ、どういう意味で言ったと?」
「なんだか、懐かしいというか、ノスタルジックな気持ちにさせてくれた⋯⋯それが嬉しかったんです」
 今度はノスタルジックときた。一体、何が言いたいのやら。
「まさか、あの頃住んでいた街からこんなに遠く離れた場所で再会できるなんて思いもしなかったから。そりゃ嬉しくもなりますよ」
「今の時代なら、いくらでも昔の知り合いと再会できるでしょ?ソーシャルなんとかってやつで」
 私は、インターネットやデジタル関連には、かなり疎い。
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