私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!
 その日の夜。

「はあぁ……」

 私はクッションに顔を押し付けて、深いため息をついた。

「陽名、どうした?」

 瑞稀くんが隣に腰かけて、私の顔をのぞき込んでくる。

「さっきからデカいため息ばっかついてるけど、なんかあったか?」
「なっ……、なんでもないよ……!」

 慌てて笑顔を浮かべて否定したけど、瑞稀くんに私の作り笑いは通用しなかった。

「顔見ればわかるよ。悩んでるってことくらい」
「うっ……」
「とりあえず、話せば楽になるかもよ?」

< 117 / 215 >

この作品をシェア

pagetop