私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!
 瑞稀くんの透き通った瞳には、今にも泣き出しそうな私の顔が映っていた。
 思わず涙が一粒、ぽろっと目からこぼれ落ちたとき。瑞稀くんの指先が、私の涙をすくってくれた。

「前からずっと『陽名と奏って似てるな』って、なんとなく思ってたんだけど……、やっぱり同一人物だったんだな」
「気づいてたんだ……」
「そりゃあ、どっちも顔と名前が似てるしな。あと、奏の近くにいると、超常現象に出くわすところも」
「超常現象⁉」
「ああ」

 瑞稀くんはうなずいた。

「俺ってさ、なぜか奏って名前の子といると、現実じゃあり得ないことに出くわすんだよ」
 心臓の鼓動がドキドキどころか、バクバクと激しくなってきた。それどころか、全身からダラダラと流れる冷や汗で、今にもカチコチに凍り付いてしまいそう。

「そっ、そうなの……⁉ 例えば?」
「先月の星空サイダーのCM撮影のとき」

 ギクッ……!

「蛍がこぼしそうになったサイダーが、ペットボトルの中に戻ったのを見たんだよな」

 私は言葉を失った。でも、瑞稀くんはどこか楽しそうに話を続ける。
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