私、男の子マネージャーになって、推しアイドルをお守りしますっ!
「あっ、マネージャーさんはここで待っててくださいね」
「えっ? でも……」
「すぐに戻りますから! それじゃあ、starixのみなさん、行きましょう!」

 スタッフさんは慌ただしく瑞稀くんたちを外に連れ出すと、私に一瞥もくれることなく、パタンとドアを閉めてしまった。

「行っちゃった……」

 ポツンと一人取り残された私の声が、広い楽屋に寂しく響く。
 瑞稀くんたち、大丈夫かな? 本当にすぐに戻ってくるんだよね?
 そうだといいけど、なぜだろう……?
 ものすごく嫌な予感が、頭から離れてくれないんだ。

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