桜が咲く時まで、生きていたい
朝、昨日の服のまま目覚めた。
慌ててスマホを見ると宗一郎からのメッセージが来ていた。それもかなり。
蓮王子家を出た後の出来事で頭が真っ白になり、薬を飲んだ後も手が動かしづらく、さらにすぐに寝落ちしてしまったため、いつもならしている、家に着いたよ、という報告を忘れてしまっていたのだ。
文面だけ見てもかなり心配させてしまっているようだ。
返信しようとキーパッドを出すと、ちょうどその時家のインターホンがなった。
こんな時間に配達だろうかと不思議には思ったがそのままスルーした。
それから間もなくお母さんが下の階から姫奈を呼ぶ声が聞こえてきた。
「姫ー!降りてきなさーい!!」
はーい、と返事をしてスマホの画面を一旦閉じて降りていく。
「なに?」
「玄関、行ってみなさい」
不審に思いつつ言われた通り玄関に行くと、なぜか玄関には宗一郎が制服姿で立っていた。
なぜ!?と思いスマホで時間を確認すると、ちょうど通学の時間だったので、これから学校に行くのだろう。
しかし姫奈は病院に行く予定なので、先ほどまで寝ていたし、ましてや準備などしているはずもない。
「お!おはよう…ってあれ?昨日の服のまま…?」
「おはよう…昨日家に帰ったあと寝落ちしちゃってたみたいで…」
恥ずかしすぎて目を合わせられない。
「学校行く時間だけど…大丈夫か?」
「あっ…今日は、病院いくから学校には行かないの」
「そうなのか…やっぱ昨日なんかあった?」
「いや…?何もないよ!っていうか、いっぱい連絡してくれてたのに、ごめんね…」
「あぁ、いや…元気そうならいいんだ」
「というか、宗一郎くんなんでここにいるの?」
どうやら一緒に学校に行こうと思っていたらしい。申し訳ない。
「いやいや、大丈夫だよ。明日は学校来る?」
「明日は行くと思うよ」
「そっか。じゃあ、明日迎えに来る。夏休みまであと1週間もないし、これからは来る予定だから。じゃあ、俺は学校行ってくるな」
「えっ、いいのに…」
「いーの。俺がしたいだけだから。それに、姫奈に何かあったらって思うと落ち着かないから、帰りだけじゃなくて朝も一緒に行く」
「わ、わかった。ありがとう…それと、いってらっしゃい」
「おう!」
そう言って宗一郎は出て行った。
夏休みが始まるまであと数日。その間だけでも一緒に学校に行って帰れることが嬉しかった。
慌ててスマホを見ると宗一郎からのメッセージが来ていた。それもかなり。
蓮王子家を出た後の出来事で頭が真っ白になり、薬を飲んだ後も手が動かしづらく、さらにすぐに寝落ちしてしまったため、いつもならしている、家に着いたよ、という報告を忘れてしまっていたのだ。
文面だけ見てもかなり心配させてしまっているようだ。
返信しようとキーパッドを出すと、ちょうどその時家のインターホンがなった。
こんな時間に配達だろうかと不思議には思ったがそのままスルーした。
それから間もなくお母さんが下の階から姫奈を呼ぶ声が聞こえてきた。
「姫ー!降りてきなさーい!!」
はーい、と返事をしてスマホの画面を一旦閉じて降りていく。
「なに?」
「玄関、行ってみなさい」
不審に思いつつ言われた通り玄関に行くと、なぜか玄関には宗一郎が制服姿で立っていた。
なぜ!?と思いスマホで時間を確認すると、ちょうど通学の時間だったので、これから学校に行くのだろう。
しかし姫奈は病院に行く予定なので、先ほどまで寝ていたし、ましてや準備などしているはずもない。
「お!おはよう…ってあれ?昨日の服のまま…?」
「おはよう…昨日家に帰ったあと寝落ちしちゃってたみたいで…」
恥ずかしすぎて目を合わせられない。
「学校行く時間だけど…大丈夫か?」
「あっ…今日は、病院いくから学校には行かないの」
「そうなのか…やっぱ昨日なんかあった?」
「いや…?何もないよ!っていうか、いっぱい連絡してくれてたのに、ごめんね…」
「あぁ、いや…元気そうならいいんだ」
「というか、宗一郎くんなんでここにいるの?」
どうやら一緒に学校に行こうと思っていたらしい。申し訳ない。
「いやいや、大丈夫だよ。明日は学校来る?」
「明日は行くと思うよ」
「そっか。じゃあ、明日迎えに来る。夏休みまであと1週間もないし、これからは来る予定だから。じゃあ、俺は学校行ってくるな」
「えっ、いいのに…」
「いーの。俺がしたいだけだから。それに、姫奈に何かあったらって思うと落ち着かないから、帰りだけじゃなくて朝も一緒に行く」
「わ、わかった。ありがとう…それと、いってらっしゃい」
「おう!」
そう言って宗一郎は出て行った。
夏休みが始まるまであと数日。その間だけでも一緒に学校に行って帰れることが嬉しかった。