すべてを失って捨てられましたが、聖絵師として輝きます!~どうぞ私のことは忘れてくださいね~
私とエリオスはとなり合って座り、テーブルを挟んで向かい側に婦人と侯爵が腰を下ろした。
侍女が淹れてくれたお茶は、このあいだ侯爵がお土産にくれたものと違うけれど、これも美味しかった。
テーブルにたくさんのお菓子が並ぶと、婦人が私に声をかけてくれた。
「さあ、お菓子を食べてちょうだい。チョコレートはお好きかしら?」
「はい。とても好きです」
「ねえ、そこのあなた。彼女にチョコレートを取り分けてちょうだい」
婦人が使用人に声をかけると、となりで侯爵が肩をぽんっと軽く叩いた。
「慌てなくていい。まずは挨拶をしよう」
「ええ、そうね。私ったら嬉しくてつい……」
婦人が私に目を向けてにっこり笑った。
いまだ戸惑う私に、となりでエリオスも優しく声をかけてくれる。
「緊張しなくていい。みんな、とても優しい人たちだ」
それを聞いて安堵し、笑みがこぼれた。
侍女が淹れてくれたお茶は、このあいだ侯爵がお土産にくれたものと違うけれど、これも美味しかった。
テーブルにたくさんのお菓子が並ぶと、婦人が私に声をかけてくれた。
「さあ、お菓子を食べてちょうだい。チョコレートはお好きかしら?」
「はい。とても好きです」
「ねえ、そこのあなた。彼女にチョコレートを取り分けてちょうだい」
婦人が使用人に声をかけると、となりで侯爵が肩をぽんっと軽く叩いた。
「慌てなくていい。まずは挨拶をしよう」
「ええ、そうね。私ったら嬉しくてつい……」
婦人が私に目を向けてにっこり笑った。
いまだ戸惑う私に、となりでエリオスも優しく声をかけてくれる。
「緊張しなくていい。みんな、とても優しい人たちだ」
それを聞いて安堵し、笑みがこぼれた。