ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~
改めてタブレットに目を落とす。
さっきから脳内にアラート音がする、やっぱりこれはジュエルストーン。
夏祭り以降、日向くんにも付き合ってもらってジュエルの特訓をしたところ、パソコンやタブレットの画面や本の誌面など、実物がない場合でもウソが読み取れるようになったんだ。
本当にずっと付き合ってくれて、アドバイスもくれた日向くんには感謝しかない。
ジュエルストーンということがわかったので、事前の打ち合わせ通り、自然な感じでそっと右手をあげる。
『やはりジュエルストーンか、了解』
言霊が聞こえ、先輩たちにも伝わったことが確認できた。
さぁ進行役に集中!と思った矢先、言霊が続いてきて。
『ちなみに……今琥珀ちゃんの目の前のテーブルにサファイアの宝石が見えるんだけど、見えてる?』
……えっ!?
このテーブルに宝石!?タブレットだけだと思っていたけれど、あるの?
言われて見てみても一切見当たらない。
これも事前の打ち合わせの通り、いいえの合図で左手をあげる。
『そうか、琥珀ちゃんには見えていないのか……ということはこれは……』