ジュエル♡ハント~治癒王子は愛しの彼女を過保護に守る~
この目の前の人物は信用ならないが、悔しいが彼女が信頼を置いている相手であり、彼女の親族。
ただ、やはりアイドルをさせた張本人で……あんな可愛い格好をした彼女に、たくさんの男が視線を向けることができる状況にしたと思うと……
「まぁなんにせよ、琥珀と夏祭り行けるようにしてあげたんだから。感謝してほしいねぇ」
「……ありがとうございます」
感謝したくないが、確かにその点だけは少し感謝している。
「夕暮れ時に浴衣か……手出すなよ」
「……善処します」
嫌な笑みを浮かべて言われた。
やはりこの人は苦手だ。