Secret love.
「そう言えばさ、太一は人の事揶揄ってくるけど、好きな子とか彼女いないの?」
「居たら先輩と2人で飯とかしてないっすね。」
「その配慮私にも向けて欲しい……。」
そこまで言ってハッとした。この流れからまた及川くんが恋人なんじゃ…、と問い詰められたら上手く躱せる自信がない!と身構えていたけど太一は「そっすね」なんて適当に返事をしていた。
そっすねなんて返事をしながらもここを退く様子は無いし、揶揄ってくる様子も何も聞いてくる様子も無い。
「…何も言わないんだ?」
「いじって先輩の反応見てるのは退屈しないですけど、正直先輩の彼氏が誰とかそこまで興味ないんで。」
「…助かるけど、言い方。」
「ただ、ちょっと不思議ではあります。俺からしたら先輩と及川さんが付き合ってるのすぐにわかりますけど、何で隠すんですか?」
もうこれ以上及川くんとの事を否定しても、太一は私の嘘を信じる気にはなれないらしい。
私もこれ以上太一に隠す意味は無いと観念して、太一の質問に答える事にした。
「私は公表してもいいって元々は思ってたけど、及川くんにも考えがあって隠したかったみたいだから。」
「考えって、聞いてないんです?」
「色々聞いたよ。噂になりたくないとか、交際している時は私の気持ちを配慮してくれていたというか…。」
深く話す必要が無いと思っているから、説明の仕方に少し困ってしまう。
「居たら先輩と2人で飯とかしてないっすね。」
「その配慮私にも向けて欲しい……。」
そこまで言ってハッとした。この流れからまた及川くんが恋人なんじゃ…、と問い詰められたら上手く躱せる自信がない!と身構えていたけど太一は「そっすね」なんて適当に返事をしていた。
そっすねなんて返事をしながらもここを退く様子は無いし、揶揄ってくる様子も何も聞いてくる様子も無い。
「…何も言わないんだ?」
「いじって先輩の反応見てるのは退屈しないですけど、正直先輩の彼氏が誰とかそこまで興味ないんで。」
「…助かるけど、言い方。」
「ただ、ちょっと不思議ではあります。俺からしたら先輩と及川さんが付き合ってるのすぐにわかりますけど、何で隠すんですか?」
もうこれ以上及川くんとの事を否定しても、太一は私の嘘を信じる気にはなれないらしい。
私もこれ以上太一に隠す意味は無いと観念して、太一の質問に答える事にした。
「私は公表してもいいって元々は思ってたけど、及川くんにも考えがあって隠したかったみたいだから。」
「考えって、聞いてないんです?」
「色々聞いたよ。噂になりたくないとか、交際している時は私の気持ちを配慮してくれていたというか…。」
深く話す必要が無いと思っているから、説明の仕方に少し困ってしまう。