Secret love.
その次の平日だった。
特に自分達からは交際していると言いふらさないけど、隠さないという決め事の元、いつも通り出勤の準備をする。
会社に結婚の報告をするのは、籍を入れる一か月前と決めていて、結婚式は入籍して1年後とようやく本格的に決まり始めていた。
籍を入れると決めてから結婚式の事はぼんやりと話し合っていたけれど、ここ最近色々あり過ぎていて、落ち着いた頃に結婚式を挙げようと2人で話し合った。
準備を済ませていつも通り及川くんよりも少し早めに出ようと、鞄を持って洗面所前でネクタイを結んでいる及川くんに声を掛ける。
「先行くね。」
「え?何で?」
「え?」
不思議そうな顔をしている及川くんに意味が分からず首を傾げる。何でと聞かれても、今まで通りだし何もおかしい事なんて無い。
及川くんが鏡から私の方に身体を向けると、私の手を取ってくる。
「一緒に行けばいいじゃん。てか、ずっと心配だったんだよね。こんなちっさい身体で満員電車どうやって耐えてんだろうって。」
「え、嘘でしょ。今サラッとディスられた?」
「本当、なんなら車通勤に変えたっていいな。今日からそうする?」
「ええ…?」
営業部は飲み会が多かったり、接待が多かったりするからと言って電車通勤にしていたはずなのに、結構簡単に車通勤に変えようとすらしていて困惑する。
特に自分達からは交際していると言いふらさないけど、隠さないという決め事の元、いつも通り出勤の準備をする。
会社に結婚の報告をするのは、籍を入れる一か月前と決めていて、結婚式は入籍して1年後とようやく本格的に決まり始めていた。
籍を入れると決めてから結婚式の事はぼんやりと話し合っていたけれど、ここ最近色々あり過ぎていて、落ち着いた頃に結婚式を挙げようと2人で話し合った。
準備を済ませていつも通り及川くんよりも少し早めに出ようと、鞄を持って洗面所前でネクタイを結んでいる及川くんに声を掛ける。
「先行くね。」
「え?何で?」
「え?」
不思議そうな顔をしている及川くんに意味が分からず首を傾げる。何でと聞かれても、今まで通りだし何もおかしい事なんて無い。
及川くんが鏡から私の方に身体を向けると、私の手を取ってくる。
「一緒に行けばいいじゃん。てか、ずっと心配だったんだよね。こんなちっさい身体で満員電車どうやって耐えてんだろうって。」
「え、嘘でしょ。今サラッとディスられた?」
「本当、なんなら車通勤に変えたっていいな。今日からそうする?」
「ええ…?」
営業部は飲み会が多かったり、接待が多かったりするからと言って電車通勤にしていたはずなのに、結構簡単に車通勤に変えようとすらしていて困惑する。