Secret love.
だったはずなのだけど、問題は一緒に湯船に入ってからが問題だった。

今、及川くんに後ろから抱きしめられる形で一緒に湯船に入っているのだけど、身体を好き勝手触れられていて両手で口を抑えて必死に声を出さないようにする。

胸の膨らみを敏感な部分を避ける様に揉みしだいていて、激しいのに焦らされている様な感覚だ。


「ね…、もう、やだ。」

「やだって何が?」

「お風呂に入るって言ったけど、好き勝手触っていいなんて言ってない。」

「触らないとも言ってない。」


及川くんを睨みつけようと少し後ろに振り向くと、そのまま顔を手で固定させられ深く唇に口付けをされる。

そのまま相変わらず手は胸を可愛がっていて、今は敏感な部分も焦らす事無く触れられている。

先程まで声を我慢していたのに口付けしていても漏れてしまうのが恥ずかしく、手を止めようとするも力の入らない私の手なんかじゃ及川くんは止まってくれはしなかった。


「…なんか、久しぶり過ぎて、思っていた以上に我慢きかないかも。」


余裕の無さそうな声でそう囁いて、私を求める様に臀部に固いものを押し当ててくる。そして余裕が既に無いのは私も同じだった。

だけど、この場では避妊具も無いし、ゆっくり愛し合う事も出来ない。
< 160 / 181 >

この作品をシェア

pagetop