Secret love.
「…ベッド行こ。歩くん。」


そう言って頬を優しく撫でると、少し驚いた表情をしてから笑みを零す。


「すっごい煽り。こういう事に内気な優花がどこで覚えてきたの?」

「も、いいから…、そういうの。」


一緒に湯船を上がるとそのままバスタオルで拭くことすらもしないで寝室のベッドまで私を運んで寝転がらせる。


「ちょっと…!濡れる!」

「終わったらちゃんとシーツも変えるから。煽ったん優花だろ。だから優花のせい。」

「めちゃくちゃなこと言ってるじゃん!」


そう反抗するも黙れとでもいう様に唇を塞いで、そのまま恥部に手を添わせて愛撫してくる。

どれほど余裕が無くなっても、強引に挿入をするようなことはしてこない。強引な所もあるけど、こういう優しさを忘れないのが及川くんの好きな所だったりする。

最初は添わせるだけだった動きから、中に指を入れてゆっくりと掻き回す。

お風呂場で優しく触れられていた時から感じていたのもあって、それだけでも既に水音をやらしく鳴らしてしまっている。

やめてと言いたくても口は舌を激しく絡み合わせる事に忙しくて、抵抗なんて出来るはずも無かった。

少し経過してからキスを止めて見つめ合うと、息が上がって余裕も完全になくなっていたのは私の方だった。
< 161 / 181 >

この作品をシェア

pagetop