Secret love.
及川くんに言われて慌ててメールの受信フォルダーを確認してみれば、確かに社員旅行の案内メールが届いていた。
及川くんも隣でモニターを一緒に見ながら「どうする?」と問い掛けてきていた。
正直死ぬほど乗り気では無いのだけど、断れば正当な理由を上司から求められることは理解していた。それもそれで面倒臭い。
「及川くんは?」
「俺は…、今のところは多分行かなきゃいけないと思う。」
「そうなんだ、頑張って。」
「は?来ないつもり?」
「乗り気じゃない。」
「無理なんだけど、来いよ。」
「何でさ!」
何故か強制的な物言いになっていて、意味が分からない。何が無理なのかもよく分からないし、凄く行きたくない。
社員旅行に行くくらいなら実季か及川くんと2人で行きたいし、気を遣って団体行動するとか耐えられない。
「良いじゃん~、そんな頻繁にある訳じゃないんだから!」
「そうだけど…。」
「ま、家で口説き落とせばいいや。」
そう私にしか聞こえない声で言ってから私が驚いた顔で及川くんの顔を見ると、及川くんは少し笑って「またね、川﨑さん。」と手を振ってどこかに立ち去る。
…そもそも家でしたらいい話だったのでは、と後々思ったけれどそれは口に出さない事とする。
及川くんも隣でモニターを一緒に見ながら「どうする?」と問い掛けてきていた。
正直死ぬほど乗り気では無いのだけど、断れば正当な理由を上司から求められることは理解していた。それもそれで面倒臭い。
「及川くんは?」
「俺は…、今のところは多分行かなきゃいけないと思う。」
「そうなんだ、頑張って。」
「は?来ないつもり?」
「乗り気じゃない。」
「無理なんだけど、来いよ。」
「何でさ!」
何故か強制的な物言いになっていて、意味が分からない。何が無理なのかもよく分からないし、凄く行きたくない。
社員旅行に行くくらいなら実季か及川くんと2人で行きたいし、気を遣って団体行動するとか耐えられない。
「良いじゃん~、そんな頻繁にある訳じゃないんだから!」
「そうだけど…。」
「ま、家で口説き落とせばいいや。」
そう私にしか聞こえない声で言ってから私が驚いた顔で及川くんの顔を見ると、及川くんは少し笑って「またね、川﨑さん。」と手を振ってどこかに立ち去る。
…そもそも家でしたらいい話だったのでは、と後々思ったけれどそれは口に出さない事とする。