Excessive love.
偽装恋愛が始まってまだ初日だけど、なんだか変な感じだ。周りの噂話が経理課の方にまで届いていることは優花から聞いていたから、きっと隆太の耳にも入っていると思う。
それは当然、同じ課の事務である姫野さんにとっても同じ。ここ最近、私達の周囲は表面上落ち着いていたけれど、姫野さんの様子は相変わらずだった。
彼女は相変わらず、同性からは良く思われていない。男性に対して思わせぶりな態度を崩さず、その気になった男性たちが、たとえ交際相手がいたとしても彼女の方へフラフラと惹きつけられていくから。
可愛くて、自分の顔を立ててくれて、守ってあげたくなる女の子。それだけで、多くの男性が彼女に振り向く理由としては十分なのだと思う。
もちろん、全員がそうだとは言わない。どれほど熱烈にアピールをされようとも、彼女に一切の興味を示さない男性だっている。
今日はデスクワークで社内に残っていたのだけれど、ちょうど外回りから及川くんが帰ってきたところだった。それに気付いた姫野さんが食いつくように及川くんへ話し掛けに行く姿が目に入った。
及川くんは仕事ができて、あの端正なルックスに、人当たりの良い性格。彼を好きになる女性が多いのは頷ける。
姫野さんが何を考えているかは分からないけれど、彼女が本当に手に入れたい相手は隆太ではなく、彼なのだろうな、と私は冷ややかに見ていた。
けれど、当の及川くんは彼女に全く興味がなく、優花のことしか見ていない。優花は女性としての可愛らしさもあるし、何より人として芯の通った素敵な人だから、彼が彼女に惹かれるのは納得できる。
親友が付き合っている相手が、誰にでも靡くような軽い人じゃなくて本当に良かったと、心から思った。
それは当然、同じ課の事務である姫野さんにとっても同じ。ここ最近、私達の周囲は表面上落ち着いていたけれど、姫野さんの様子は相変わらずだった。
彼女は相変わらず、同性からは良く思われていない。男性に対して思わせぶりな態度を崩さず、その気になった男性たちが、たとえ交際相手がいたとしても彼女の方へフラフラと惹きつけられていくから。
可愛くて、自分の顔を立ててくれて、守ってあげたくなる女の子。それだけで、多くの男性が彼女に振り向く理由としては十分なのだと思う。
もちろん、全員がそうだとは言わない。どれほど熱烈にアピールをされようとも、彼女に一切の興味を示さない男性だっている。
今日はデスクワークで社内に残っていたのだけれど、ちょうど外回りから及川くんが帰ってきたところだった。それに気付いた姫野さんが食いつくように及川くんへ話し掛けに行く姿が目に入った。
及川くんは仕事ができて、あの端正なルックスに、人当たりの良い性格。彼を好きになる女性が多いのは頷ける。
姫野さんが何を考えているかは分からないけれど、彼女が本当に手に入れたい相手は隆太ではなく、彼なのだろうな、と私は冷ややかに見ていた。
けれど、当の及川くんは彼女に全く興味がなく、優花のことしか見ていない。優花は女性としての可愛らしさもあるし、何より人として芯の通った素敵な人だから、彼が彼女に惹かれるのは納得できる。
親友が付き合っている相手が、誰にでも靡くような軽い人じゃなくて本当に良かったと、心から思った。