永遠の絆*
「馬鹿かお前っ、出てくんな。美咲、さっさとこっから消えろ。邪魔っつってんだろうが」


諒ちゃんの吐き出した声とともに男の眉はグッと真ん中により、鉄パイプを持っている腕を振り上げた。


殴られるっ!

そう思った瞬間、私の両手は咄嗟に頭を抱えていて…


パシッ…、

と微かに小さな音が頭上でした。


「動くなっつっただろ」


閉じていた目をゆっくり開き顔を上げると、翔は眉間に皺を寄せたまま私を見下ろしていて、その手には鉄パイプが握られていた。


「ごめん…」


その反対側には苛立った男がいて小さく舌打ちをすると、男は鉄パイプから手を離した。


「大丈夫か?」


顔を覗き込まれてそう優しく声を掛けられ、私の手にペンギンが置かれた。


「あ、ペンギン!」


思わず声を上げ、抱き締める私に翔は安堵の笑みを浮かべる。


「探したじゃねぇかよ」

「ごめんなさい」

「おいっ、」


突然そう怒鳴ったのは諒ちゃんで、諒ちゃんは鉄パイプを振り回してきた男に掴みかかり、拳を振り上げた。
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