永遠の絆*
「うん?」

「諒ちゃんの事、知ってんの?」

「…諒ちゃん?」


翔はそう言って首を傾げる。


「さっき葵と居たでしょ?」

「あー…諒也の事?」

「うん。知ってるの?」

「あー…まぁな」

「えっ、何で知ってんの?」

「ユウトって知ってんだろ?」


そう言われた途端、私の頭の中はハテナだらけだった。


…ユウト?

その聞いた事のない名前に首を傾げたまま翔を見上げると「あー…」って小さく声を漏らし言葉を続ける。


「流星って言ったら分かる?」


そう言われてハッとした。

凄い前に翔のお金を返す為、夜の街で初めて店の前に行った時に話した人だ。

確か、流星って呼ばれてた。

あの人、ユウトって言うんだ。


「あー…、うんうん」

「あいつの幼馴染」


納得して頷く私にそう言ってきた翔に驚いた。


「えぇっ、本当に?」

「あぁ」


ビックリして少し声を上げる私に翔は落ち着いて言葉を返す。

流星さんと翔が同じ仕事でその流星さんと諒ちゃんが幼馴染。


まさか、こんな繋がりがあるとは思ってもみなかった。
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